ゴルフで長生き

「ゴルファーは長生き」いう医学論文があります。これはスウェーデンに住む約30万人のゴルファーを調査した結果、ゴルフをする人はしない人に比べ、平均寿命が5年ほど長かったというものです。医学論文検索サイトからも確認ができる正式の論文で、2009年に公表されています。

なぜゴルファーが長生きできるのか、そのメカニズムについては諸説があります。

(1)  軽い有酸素運動+筋力運動であること。 広々としたゴルフ場を歩くことは、心身ともにストレスを軽減すると言われています。特に普段歩く機会が少ない人にとっては、8~10kmほどを歩くことができるゴルフは貴重な運動の機会です。できればカートに乗らずに歩きたいものです。

(2)  戸外活動のため日光を十分に浴びること。 陽の光を浴びることは、脳内のセロトニンを増やして日中の不安感を軽減するだけでなく、睡眠の質も向上させることが知られています。戸外活動はビタミンDを補給できる貴重な時間でもあります。ビタミンDは免疫力を増強し、ガン予防に繋がります。

(3) 基本的にグループでのプレーのため、会話などコミュニティ活動が盛んになること。 独り住まいの高齢者が長生きできないと言われるように、人は人とのつながりで生きることができます。素晴らしい人間関係を維持する上でもゴルフは貴重なスポーツです。 こんな話をしていたら、先輩ゴルファーから貴重なご意見をいただきました。 「僕らは長生きしたくてゴルフをしているのではないんだよ。ゴルフを続けたいから、普段から節制して健康管理に気をつけている。その結果としてゴルファーは長生きできるのではないかな〜」なるほど、名言です。

前述の論文でもハンデの少ないゴルファーほど長生きという結論になっていました。日頃の鍛錬の賜物です。 健康のためにゴルフをしているのでなく、ゴルフが好きだから健康を維持する努力をしている。ゴルフに限らず、好きなスポーツや趣味を継続させるために健康管理をする。こちらの方が自然かもしれません。シーズン真っ盛り、ゴルフ好きの皆様、明日のラウンドのために今日も健康作りに励みましょう。

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