Coffeeで健康長寿

米国の研究機関がまとめたデータから、コーヒーを飲むと、長生きできる可能性が明らかにされました。

この研究は(USC:南カリフォルニア大学)で行われたもので、約18万人の対象において、コーヒーを飲む習慣と、心臓血管疾患、がん、脳血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患、腎臓病などによって死亡するリスクとの関係について調べています。

その結果、1日一杯のコーヒーを飲む人は全く飲まない人に比べて12%、さらに2〜3杯飲む人では18%も死亡率が減少するということが判明しました。

レギュラーコーヒーでも、デカフェでも死亡率に与える影響は同じであったことから、死亡率が減少した原因としてカフェインが関与している可能性は低そうです。

本研究の対象者、185,855人を人種的に見ると、アフリカ系黒人17%、ネイティブハワイアン7%、日系人29%、ラテン系22%、白人25%という内訳。対象者のコーヒー摂取量を見てみると、コーヒーを全く飲まない:16%、一日1杯飲む:31%、一日2~3杯飲む:25%、一日4杯以上飲む:7%、不定期に飲む:21%という内容でした。

コーヒーの持つ健康増進作用や疾病予防効果については、近年様々な角度から研究されています。当ブログでも、コーヒーを飲むと細胞寿命を規定するテロメアが延長するという研究について、以前ご紹介していますが、クロロゲン酸などコーヒーに含まれる抗酸化物質が体調を整える大きな働きをしていることは間違いなさそうです。

日本人としては緑茶の効用について力説したいところですが、コーヒーにも様々な効用があることも事実です。暑い夏です、冷たいアイスコーヒーで涼を取ることも健康増進につながりそうです。

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