コーヒー愛好家にとっては嬉しいニュースが届きました。コーヒーを飲むと肝臓病の予防になるというものです。
この研究は、約14,000人を対象に、26年間という長期にわたりコーヒーの健康効果に調べています。その結果、コーヒー愛飲家は肝臓病になるリスクが低下するということです。6月10日に米国の学会で発表された内容ですので、まだ論文化されておらず詳細は不明です。
コーヒーは肝臓病予防になるという研究報告は実はこれが初めてのものではありません。過去にも43万人を対象として調べた研究があります。この研究では、コーヒーを飲むことにより肝硬変症の進行を抑えることができるということが報告されています。
さらに、コーヒーを飲むことが肝癌の予防につながるという研究もあります。 デカフェしか飲めないという方もご安心ください。デカフェコーヒーを飲むことによっても肝臓病予防になるという報告もあります。1日あたり2から3杯のコーヒーは肝臓病予防に繋がる健康習慣と言えるかもしれません。
肝臓病を予防できるメカニズムとしては、コーヒーに含まれるポリフェノールが抗酸化作用をもたらす結果だと考えられますが、どの成分であるかなど詳しいことはまだわかっていません。
私自身は、コーヒーにココナッツオイルを入れて飲むことが、朝一番の習慣となっています。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれており、コーヒーと一緒に摂ることで目覚めを一段とすっきりとさせてくれます。是非お試しください。