サッカーのW杯も始まりした。大方の予想を覆した日本の勝利は、世界を驚かせたようです。やはり勝負の世界はやって見ないと結果はわからないということです。
ピッチの上を走り回る選手の姿を見ていることは実に気持ちの良いものです。厳しいトレーニングで磨き上げられた肉体には健康美が詰まっています。プロの選手のように激しいトレーニングをしなくても、運動は我々一般人の健康を作る大切な要素です。 米国では「運動と健康」という学会が開催されており、運動による健康効果についての科学的な検証がなされています。
一言で運動と行っても様々なものがありますが、大きく分けて次の３つのものがあります。有酸素運動、筋力運動、ストレッチ（柔軟）運動。ルイジアナ州立大学のアービング先生の研究では、有酸素運動はミトコンドリアの機能を維持する働きがあり老化予防効果があること、また同時に行う筋肉運動では、筋肉の大きさを増やすことやミトコンドリアの濃度が高くなることが明らかにされています。さらにこれらの効果はインスリンの感受性を高める相乗効果があることもわかってきました。
筋肉運動とはどのような運動をすれば良いのでしょうか？マシンを使ったトレーニングでは、最大負荷重量の50%の負荷でも十分効果が得られることが知られています。すなわち、頑張って持ち上げることができる重さが60kgの場合には、30kgの重さを繰り返し持ち上げることでも菌に量を増やすことができます。こうした負荷では。会話を楽しみながらトレーニングが可能な状態です。反対に最大負荷量に近い重量でトレーニングを行うとストレスホルモンの増加から免疫力の低下など身体の不調につながるリスクもあります。 適切な運動とは、楽しみながらできる範囲の負荷が適切であるということです。「運動は薬」こまめに、無理なく体を動かしましょう。
