抗加齢医療の3つの柱が、「心」「食」「動」です。「心」は心の持ち方、「動」は運動をさします。「食」は食事の内容、栄養素の取り方を意味します。何を、どのように調理して、どのくらいの量を食べるのか、健康管理の上では極めて重要なテーマです。
本来、日常生活で十分な栄養素の補給ができていれば栄養素について深く考える必要はありません。なぜ抗加齢栄養療法が有効なのでしょうか。それは多忙な現代人の食生活では、栄養素のバランスを完全に保つことは非常に難しいからです。
食品類に含まれる、ビタミン・ミネラルの含有量は、50年前の2〜3割程度に減少しています。自分では十分な野菜を食べているつもりでも、栄養素に関してみると十分に取れていないかもしれないのです。
そこで当院では栄養学をもとにした、ビタミン・ミネラルや抗酸化剤の補給、その他の栄養サプリメントの処方や点滴によって、体に必要な栄養素を補給しアンチエイジングに繫げる治療を行っています。