COVID-19対策:グレートバリントン宣言

緊急事態宣言が再度発令になるのでしょうか。昨年の5月ごろのような事態になることは避けたいものです。

米国はスタンフォード大学の公衆衛生学を専門とする学者が中心となって、
一律のロックダウンに反対する署名運動「グレートバリントン宣言」を 昨年の10月から展開しています。

この宣言の内容で注目すべきことは、闇雲にロックダウンに反対することではなく、
冷静にCOVID-19感染症に対応するための方法について述べられていることです。

COVID-19感染弱者と呼ばれる、65歳以上の高齢者、高血圧や糖尿病などの基礎疾患を持つ患者では、感染することが致命的となる可能性もあります。しかし、若年健常者の死亡率はさほど高くありません。このため若年者の行動に対しては厳しい規制をしないという内容です。

全住民に対する厳重なロックダウンは、経済の崩壊を招き、
長期的に見ればCOVID-19感染以外の理由による死亡である超過死亡者数を増やす結果となります。

パンデミックで警戒すべきことは、パニックによって冷静な判断を失なうことです。
今こそ、新型コロナウィルス感染症について、慎重な対応をすべき時です。
そのためにも「グレートバリントン宣言」の内容を是非とも確認されてください。

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